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2021.10.1 イベント ご報告

【ご報告】防災教育実施

10月1日、今日は3年D組を対象に防災教育【風水害24】を体験しました。ファシリテーターは、これまでもお世話になっている高橋優介さん(ワークショップデザインdescribe with代表)です。

教室を1つの街に見立てて、そこに関わるいろいろな立場の人が、強烈な台風をどう乗り切るか(乗り切れないか)を体験します。生徒たちは2人1組になって役割(旅人、農家、サラリーマンなど)を選び、台風情報を判断しながら身の安全を確保していくゲームです。ハザードマップや防災グッズを入手したりしなかったり、誰かを助けたり助けなかったり…。途中でハプニングも起こり、予定通りの結果にはなりません。必要だ!と思ったものを家に取りに戻ったまま動けなくなってしまった、車があるばっかりに柔軟に避難できなくなってしまった、などまさに街中(教室)はハプニングだらけ。これが災害時の混乱なのですね。

基本的にはとっても楽しそうに賑やかに取り組んでいた生徒ですが、「誰も助けられなかった」「俺は1人助けたけど…」「何も備えていなかった…」と嘆く声も漏れ、災害を自分ごとに捉えられたいい機会になったようです。

高橋さんからの振り返りでは、防災は「防災グッズを買って終わり?」との問いかけがありました。災害が大きくなっている背景にある気候変動、この気候変動に大きく関与している私たちの生活を見直す必要性なども指摘され、改めてSDGsの17の目標も紹介されました。担任の先生とペアを組んで参加していた教頭も、みんなに体験させたい!とのことでした。