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こころの教育
進学を考える生徒、部活動で活躍したい生徒、高校に入学して新たな気持ちで頑張りたい生徒など、札幌龍谷には様々な生徒が集まっています。どの生徒も札幌龍谷には欠かせない大切な存在です。
門戸を広く開け、どのような生徒にも平等に成長のチャンスがある、そんな学校にするために先生たちは強い気持ちを持って、いつも必死に指導に取り組んでいます。私の思いが生徒たちにも通じていると感じた時はとても嬉しく、授業や進路相談、様々な悩み事など我が子のように対応しています。
札幌龍谷の先生は十人十色ですが、どの先生も生徒を大切に思い接していくことをベースとして、常に生徒に寄り添っていく学校を目指しています。
教員というのは親でもなく友達でもないのですが、家族と同じくらい一緒の時間を過ごす不思議な存在だと思います。そんな教員にしか話せないこともあると思うので、「会話」を大切にしています。顧問をしている野球部では年に2回ほど、全選手と一対一で面談をする機会を設けています。毎年60名ほどの選手が在籍しているため時間もかかりますが、それでもこの時間は大切なものです。
聞き役として生徒たちの話をとにかく「よく聞く」こと、そして生徒が自分自身の思いに気付くきっかけになるよう、「押し付け」ではなく「問いかけ」の会話ができると良いなと思っています。
一方で自分で声を上げるのが苦手な生徒もいます。そのような生徒にはこちらから積極的に素直な言葉で話しかけるなど、多くの生徒と会話ができるよう意識しています。
いつも授業の終わりには、生徒たちへ「ありがとうございました」の言葉を欠かさず伝えるようにしています。授業をしていると、生徒たちの柔軟な発想から、こちらも思わぬ学びを得ることがあり、日々お互いに感謝の気持ちを持って接しているからです。
仏教の心の教えは、道徳のように「これをしてはいけない」ではなく、「どうしてそういうことをするの?」と聞き、まずは相手の想いを受け入れます。そうすると、受け入れてもらった人は自分を深く見つめて答えを出そうとします。その上で自分で決めたことが「自分自身が頑張った結果」として残ります。高校生活で様々な経験をする中で、後悔のない人生を生徒たちには送って欲しいです。
中学生から高校生にかけては、全て初めての体験ばかりで不安も多いと思います。しかし、「不安を感じているのは自分一人じゃない」と思って、安心して札幌龍谷に来てください。