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6年前の卒業生で、現在は北海道大学4年生の栗山秀人くんが、このたびEUの大学院プログラムSECCLOに合格し、9月からヨーロッパで学ぶことになりました。
栗山くんは大学時代、工学部情報エレクトロニクス学科で人工生命の研究をしながら、大学の中での研究にとどまらず、世界を見たいとワシントン大学へ1年間留学。帰国後は、情報セキュリティを深く追究するためSECCLOに応募しました。500人もの応募からたった25人の合格という狭き門を突破した栗山くん。「なぜ自分が合格したのか不思議です」と言いながらも、大事なのは「モチベーション作文」だったと振り返ります。何がしたいのか、自分の研究にはどういう意味があるのか、自分をみつめ、自分の価値を表現できることが大切だったと教えてくれました。
9月からの1年間はまず、フィンランドAALTO大学(ヘルシンキ)で学びます。
後輩たちへ、「ただただやりたいことを存分にやってみることが道を拓いてくれると思う。僕にはそれだけです」とメッセージをくれました。
高校時代は野球部で生活のほとんどが野球一色だった栗山くん。勉強との両立に苦しみつつも両方貫きとおした姿は後輩たちへの何よりのエールになっています。